彷徨うキムンカムイ

家の鍵失くしちゃった

失踪100日を終えて

死んだふりをした上で遁走してから100日目になった。この半年はあまりにも状況が過密で、辛く、生き残れたというより「生き残ってしまった」としか言えない。

ひとまず、成果を簡単にまとめておく。

新天地での新事業の業績

12月の収入は320万円見込み、月次で売上高純利益率を試算して平均すると大体35%くらいになる。売上原価はほとんどかからず、一般管理費がちょっと圧迫するなと思っていたが、この辺にお金をかけるのは極めて意義あることなのでよい。宗教上の理由みたいなものだが、広告宣伝費にドバドバお金をかけ続けなければならないモデルにならなくて良かったな、と思う。

起業の楽しさを思い出した

「家族を養わなくてはならない」という圧力から解放されて、起業を純粋に楽しめている。意図せず死んだふり作戦が公然の秘密になったせいで、元々あった人脈で下駄を履いた状態でのスタートになったが、それでも最初の頃の「アドレナリン不足を補ってやや余りある程度の緊張感」を思い出すにあたって十分な緊張感があった。

それと、時代の変化も感じられたのが良い。足で開拓する基本のスタンスに変化はないが、リアルの足じゃなくてもLINE通話やZoomで十分になっている。うまく言えないが、純粋に実績&スキルの権威性・専門性で勝負をかけている私にとって、女性起業者に期待される「若干の色気」が不要とされる現環境は心地よい。

人間関係について

ある賢者が言うところによると、人間関係は水物だ。私はもう旅立つべきなのだろう。皆それぞれ居場所を見つけ、自分なりに生活している。

安っぽい言葉だが、こと私は生涯に渡って孤独を甘受する立場にあると信じている。ポジティブでもネガティブでもない。鏡像認識が始まった頃から「ひょんなことからこの世に生まれ落ちた異形の怪物」を自認していた。

何にせよ、一所に留まるのは私らしくない。元居た場所の人間関係は思い切って整理して、ネット上の繋がりもごく限定的にしようと思う。来てくれる人は当然拒まないけど、もう辛いことがないように、一枚壁を置いてやっていきたい。

 

Twitterアカウントは整理し、今後のネットでの露出は、この日記と自ら運営するMisskeyサーバー、それとBlueSkyに限定しようと思う。